日本とつながる中華曲
日本の歌謡曲がカバーされた楽曲、日本でヒットした中華曲、 日本とゆかりのある歌手たち。二つの音楽文化の美しい架け橋を紹介します。
日本の曲のカバー・翻唱
日本の歌謡曲やJ-POPが中華圏でカバーされた楽曲。原曲との聴き比べも楽しめます。
忘不了您
モン・バッ・リウ・ネイ
1982年リリース。五輪真弓「恋人よ」の広東語カバー。失恋の深い悲しみを訴える情感豊かなバラードで、五輪真弓の名曲を譚詠麟が圧倒的な歌唱力でカバーした。80年代初頭の香港ポップスを代表する一曲で、日本の歌謡曲が香港に広がるきっかけとなった作品。
南風
ナム・フォン
1984年リリース。中森明菜の「南風」の広東語カバー。南風に乗せて恋心を歌った楽曲で、日本の人気歌手・中森明菜の楽曲を譚詠麟が男性目線で再解釈。80年代の日港音楽交流の好例。
酒紅色的心
ジャウ・ホン・シッ・ダ・サム
1984年リリース。玉置浩二の「ワインレッドの心」の広東語カバー。安全地帯の日本での大ヒット曲を譚詠麟が香港に紹介した。80年代の香港ポップス全盛期を象徴する楽曲で、都会的でロマンチックなサウンドが当時の香港と完璧にマッチした。
雨夜的浪漫
ユー・イェ・ディ・ロン・マン
1984年リリース。布施明の「fantasy」の広東語カバー。雨の夜のロマンチックな情景を歌った楽曲で、譚詠麟の甘い歌声が魅力的。80年代の日本歌謡とカンポップの幸福な出会いを象徴する一曲。
霧之戀
モウ・ジー・ルン
1984年リリース。高橋真梨子「for you…」の広東語カバー。霧の中の恋を幻想的に歌った譚詠麟の代表曲の一つ。十大中文金曲を受賞し、「譚校長」が香港歌謡界の頂点に立つきっかけとなった。日本の楽曲を広東語ポップスに昇華させた80年代の名作。
愛情陷阱
オイ・チン・ハム・ゼン
1985年リリース。宮里久美の「背中ごしにセンチメンタル」の広東語カバー。80年代香港ポップス黄金時代の譚詠麟を代表するヒット曲で、恋愛の罠に落ちる心情をドラマチックに歌い上げた。日本のアイドルポップスを香港の大人のバラードに昇華させた名カバー。
珍重
ジャン・チョン
1985年リリース。森昌子「いつまでも〜愛彩川〜」の広東語カバー。別れ際に「お元気で」と相手を思いやる気持ちを歌った繊細なバラード。譚詠麟の優しい歌声が、切なくも温かい別離の情景を描いている。
觸電舞
1985年リリース。南佳孝「Monroe Walk」の広東語カバー。「感電ダンス」というユニークなタイトルで、南佳孝のシティポップの名曲を譚詠麟が軽快なダンスナンバーに仕上げた。
Born free
1986年リリース。谷村新司の楽曲の広東語カバー。自由に生きることを高らかに歌い上げた楽曲で、谷村新司と深い親交を持つ譚詠麟ならではの説得力ある歌唱が光る。
八十歲後
バッ・サッ・ソイ・ハウ
1986年リリース。森進一の「冬のリヴィエラ」の広東語カバー。「80歳を過ぎても」という壮大なテーマで、永遠の愛を誓う楽曲。大瀧詠一作曲の原曲の哀愁あるメロディーを譚詠麟が温かく歌い上げた。
愛的替身
オイ・ディ・タイ・サン
1986年リリース。H2Oの「想い出がいっぱい」の広東語カバー。日本のアニメ「みゆき」のエンディングテーマとして親しまれた原曲を、譚詠麟が恋愛の替え玉をテーマにカバー。ノスタルジックなメロディーが世代を超えて愛されている。
暴風女神Lorelei
1986年リリース。芹沢広明の楽曲の広東語カバー。「嵐の女神ローレライ」というドラマチックなタイトルで、80年代J-POP風のアップテンポナンバーを譚詠麟が華やかに歌い上げた。
讓一切隨風
ヨン・ヤッ・チャイ・チョイ・フン
1986年リリース。沢田研二「時の過ぎゆくままに」の広東語カバー。すべてを風に委ねるという潔い別れの決意を歌ったバラード。沢田研二の昭和歌謡の名曲を、譚詠麟がスケール感のある広東語バラードに仕上げた。
DON'T SAY GOODBYE
ドント・セイ・グッバイ
1987年リリース。徳永英明の「輝きながら…」の広東語カバー。別れの切なさを英語混じりの歌詞で表現した楽曲。日本のニューミュージック界の名曲を香港ポップスに取り入れた。
Oh Girl
1987年リリース。桑田佳祐の楽曲の広東語カバー。サザンオールスターズの桑田佳祐が生み出したポップなメロディを、譚詠麟が甘い歌声で軽快に歌い上げた。
情意兩心知
1988年リリース。德永英明「夢にだかれて」の広東語カバー。「愛情は二人の心だけが知る」という甘いバラードで、德永英明の切ないメロディを譚詠麟が情感豊かに歌い上げた。
最愛的你
1988年リリース。倉橋ルイ子の楽曲の広東語カバー。「最愛のあなた」というストレートなラブソングで、倉橋ルイ子の美しいメロディを譚詠麟が甘く歌い上げた。
親愛是疼
1989年リリース。財津和夫「サボテンの花」の広東語カバー。「愛しさは痛み」というタイトルで、チューリップの財津和夫が作った名バラードを譚詠麟が切なく歌い上げた。
單身一族
1995年リリース。松田博幸と露崎春女の楽曲の広東語カバー。「独身族」というテーマで、日本のデュエット曲を譚詠麟がソロで洒脱にカバーした。